木材の乾燥について

木材を乾燥する目的は、
  1. 重量の軽減
  2. 適正強度での使用
  3. 収縮、千割れの防止
  4. 狂いの防止
  5. 菌類発生の防止
  6. 塗料および注入薬剤の効果の増大
などがあげられる。
   乾燥方法は、天然乾燥と人工乾燥に大別され、天然乾燥は、戸外に木材を推積して自然に乾燥させる方法である。
到達しうる乾燥程度は一般に25%程度までで、約3pの板厚の針葉樹材で2〜6ヶ月の乾燥期間が必要であり、
普通、人工乾燥のための予備乾燥を兼ねる。
人工乾燥には、熱風乾燥法、除湿法、減圧法、高周波法などがあり、いずれも木材を温めるなどして周囲への水分の移動を活発にし、
乾燥する方法で、針葉樹材で5p厚材の乾燥期間(生材より10%まで)は8〜10日間、10.5p角材の乾燥期間(生材より20%まで)
は、10〜20日間である。
構造用材については、針葉樹構造用製材の日本農林規格で、乾燥材として、未仕上げ材のD15(含水率15%以下)、
D20(同20%以下)、D25(同25%以下)、及び仕上げ材のSD15(同15%以下)、SD20(同20%以下)の計5区分が規定されている。




各種木材(心材)の耐朽性区分

耐朽性区分

国 産 材

米 国 産 材

南 洋 産 材

シベリア産材

    

   大

ヒノキ、ヒバ、

クリ、ケアキ、

ヤマザクラ

 

ベイヒ、ベイヒバ、ベイスギ、レッドウッド

チーク、タイヒ、

コキー、バンキライ

 

    

   中

スギ、カラマツ

ヒメコマツ、ナラ、

カシ

 

ベイマツ、カラマツ

アピトン、レッドラワン、ダークレッドメランチ

カラマツ、ベニマツ

    

      

エゾマツ、トドマツ、アカマツ、クロマツ、トウヒ、

ツガ、モミ、ブナ

ベイツガ、スプルース、ベイモミ、

ストローブマツ

ラミン、アンベロイ

エゾマツ、ドドマツ