■ イエシロアリ | 2007.1.16 |
九州・南西諸島・本州の太平洋側の温暖な地域に生息し、世界のシロアリの中で 最も加害の激しい種類で、建造物・立ち木に大害を加えています。 コロニーの数は数十万〜数百万頭の規模になり、行動範囲が広く、食害も激しく 進行が早く、加工能力は一段と発達し、蟻道の他に加工した固定巣を構築する 固定巣と加害場所は離れており、蟻道によって連絡している。水を運ぶ能力が あって湿しながら加害し蟻道は100mに達することがあるので加害は広範囲に わたっており、生殖虫のいる本巣と加害場所の間に分巣を作ることがある。 巣の形は本来球形で、大きいものでは直径1mにするが(樹木の幹・切り株・ 根の下などに)、壁の間に営巣した、場所には薄く広く広がり、4mに及ぶことが あります。 群飛は、6〜7月の温暖多湿の夕刻(6〜8時)に飛び立ち、電灯によく集まり 通常10〜25分で終わり、同一巣から数回みられ、分巣からも飛び立ちます。 イエシロアリは、集団を大きく強大に、統率をとって大きくなることによって、 生き残ろうとする、シロアリで一つの巣があって、そこから手を伸ばして、例えば 庭に巣があった場合には、家に被害を及ぼすことがあります。 羽あり 体長7.9〜9.4mm 体色 黄褐色(頭部は暗褐色) 走光性 あり 兵 蟻 体長3.8〜6.5mm 頭部の色 淡褐色 卵形 粘液 出します 職 蟻 体の大きさ やや大きい 頭部の色 乳白色 |