■ シロアリと空気について2007.1.16

空気

 シロアリは空気の動きに敏感で,これを嫌う。そのため,空気の動きのない場所を営巣や加害場所
を選び,また蟻土や蟻道で活動場所を覆ってしまう。巣や加害場所,蟻道などが壊れると,すぐ感知
して修理してしまう。
 イエシロアリのような特別の加工巣では,巣が大きくなるにつれて内部のガス交換が問題になって
くる。イエシロアリの巣が砂質地に多いのは,湿度調節の外にガス交換が容易な場所を選ぶためで,
年間を通して巣内の炭酸ガス濃度は0.5〜6.5%の間を変動しており,温度も上記の範囲に調節されて
いる。このシロアリの巣には,表面に直径1〜2mm、の小さな穴が多数明けられる場合があるが,こ
れは温湿度やガス交換のためと考えられる。


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